庭にウッドデッキが欲しい!
とお悩みの方へ!
この記事では、安価な2x4材を使った庭向きウッドデッキの作り方を紹介します!
難しい作業は一切なし!
「カット不要!高さ調整可能!組立はネジ締めだけ!」とDIY初心者でも作れる内容です♪
ウッドデッキで食事や読書などが楽しめるお庭にしてみませんか^^
安くて高さ調整ができる金具
目次
日曜大工にたまらない大物ウッドデッキ
こちらが2x4材(ツーバイフォー材)で作ったウッドデッキです。
完成サイズは約182cm×190cmで、高さ17cm~25cmに調整可能!
作り方は「塗装・ネジ締め」だけ!
大物好きな日曜大工さんにはピッタリです♪
高さ範囲の変更も可能
金具を変えると17cm~25cm以外の高さにすることもできます!
▶「ネダ受け金具」の選び方
ホームセンターで入手しやすい材料や道具
ウッドデッキ作りで使う材料~道具はこちら!
材料
材料名 | 使用量 | 参考価格(税込) |
2×4材(ツーバイフォー材) (約38mm×89mm×1820mm) |
25本 | 430円/本 |
屋外木部用保護塗料/防腐剤 (例:水性キシラデコールエクステリア) |
塗装面積 12.2m2 |
12000円/3.4リットル (塗装面積13.6~20m2) |
ステン用木ネジ(全ねじ) (太さΦ3.8mm×長さ41mm) |
32本 | 1680円/箱(450本入) |
ステン用木ネジ(半ねじ) (太さΦ4.2mm×長さ75mm) |
138本 | 1520円/箱(200本入) |
ネダ受け金具 (品番:NUP-95) |
8個 | 290円/個 |
防草シート(1m×10m)※ | 1本 | 1000円/本 |
杭(防草シート固定用)※ | 12本 | 600円/40本 |
コンクリートブロック※ (10cm×19cm×39cm) |
4個 | 120円/個 |
砂※ | 1袋 | 230円/1袋(20kg) |
※地面がコンクリートなどの場合は不要
合計価格:30580円/3.5m2(床面積)
手持ち品の利用や整地・雑草対策なしの場合は2000~3000円ほど安くなります♪
今回は高めの塗料を使っていますので、別の塗料に替えるだけで5000円以上のコストダウンも可能です!
道具
名称 | 用途・備考 |
インパクトドライバー、プラスビットNo.2 プラスドライバーNo.2 |
ネジ締め・金具高さ調整 ※ホームセンターで借りるもよし! |
メジャー/巻尺 | 長さ測定・位置決め |
さしがね/ツーバイフォー定規 | 長さ測定・位置決め |
鉛筆 | 組み付け・ネジ位置の印付 |
水平器 | ウッドデッキの水平出し |
刷毛(ハケ) | 塗装 |
バケット | 塗料入れ |
草削りクワ※ | 整地 |
ハサミ※ | 防草シートの切断 |
かなづち※ | 杭の打ち込み |
※地面がコンクリートなどの場合は不要
インパクトドライバーをお持ちでない方は、ホームセンターの工具レンタルサービスで借りることもできます。
お店で異なりますが数百円で利用できますよ♪
※↑ボタンを押すと一覧表示されます。
2x4材でも15年は使えるかも!
こちらは2x4材で作ったベランダウッドデッキの10年後の姿。
塗料はホームセンターの最安値品で1回塗装しただけ!
今は処分してしまいましたが、まだまだ使える状態でしたよ♪
適切な塗料やメンテナンスを行えば、2x4材でも15~20年は大丈夫かと予想しています^^
あわせて読みたい記事
DIY初心者にもやさしい作り方8ステップ
ウッドデッキの作り方は、次の8ステップになります。
手順の流れ
- 整地※
- 雑草対策※
- 防腐・防虫処理
- 土台の組み立て
- 金具の取り付け
- 基礎にコンクリートブロックを配置※
- 金具で高さ調整・水平出し
- 床板を張って完成!
※印は地面がコンクリートの場合、省略できる作業になります♪
1.完成イメージが膨らむ整地
初めの作業は設置場所の整地です。
整地といっても地面を平らに整えるくらいでOK!
草削りクワを使うと除草も同時にできますよ♪
試しに木材を置いてみたところ、完成イメージがぐっと湧きました^^
2.防草シートで床下の雑草対策
後々問題になるのがウッドデッキ下の雑草…
整地した後は、防草シートを敷くのにいいタイミングです!
この機会に雑草対策をしておきましょう。
張り方は簡単!
①防草シートを好みの長さにハサミで切って、②杭を所定間隔にカナヅチで固定するだけでできます♪
耐用年数3年の安い防草シートでも10年は使えますよ!
3.塗装して防腐・防虫対策
木材が用意できたら、③屋外木部用保護塗料を塗ります。
なぜなら一般的な2x4材の樹種はSPF/ホワイトウッドで「虫に弱く、腐りやすい」という弱点があるからです!
実際に未塗装で地面に放置したところ、2~3年でボロボロになりました^^;
庭は虫・湿気が多いので、必ず塗装して防腐・防虫対策をしておきましょう!
あわせて読みたい記事
4.土台作りは折返し地点
塗装の次は、いよいよ土台作りです!
まず④2x4材2本に写真の910mm・600mmの位置にネジ締めの目印を付けます。
この時ツーバイフォー定規があると便利です!
④2x4材の目印に垂直になるように、⑤2x4材3本を⑥75mmネジで固定したら土台の完成です!
お持ちの方はコーナークランプを使うと、直角が出しやすくキレイな仕上がりになりますよ♪
5.束柱にネダ受け金具
こちらの⑦金具が土台の脚(束柱)になります!
ネダ受け金具は高さ調整できるだけでなく、地面との接触面積が減って木を腐りにくくしてくれます♪
⑦金具の取り付け場所は、土台の角4箇所になります。
④2x4材から100mm・400mmの位置に金具を互い違いになるよう、⑧41mmネジで取り付けていきましょう!
6.基礎はコンクリートブロックを置くだけ
次は土台を置く基礎を作ります。
といっても⑨コンクリートブロックを置くだけ!
置く場所は土台の金具横を目印にすると決めやすくなります♪
もしガタガタする場合はコンクリートブロック下に⑩砂を敷くと安定しますよ^^
あとはブロックの上に土台を乗せて設置完了です!
7.金具のネジを回して高さ調整
設置の後は土台の水平出しです!
⑦金具のネジ端面に穴があり、プラスドライバーを挿して回すと高さ調整ができます♪
水平器の泡が中央になればOKです。
8.床板を張って完成!
仕上がりを良くするために、先に土台両端に⑪床板を⑥75mmネジで固定します。
あとはその間に残りの床板18本を等間隔に仮置して、
⑪床板1枚1枚を隙間から見える⑤2x4材の中心に⑥75mmネジ締めすればウッドデッキの完成です!
時間はかかりますが、簡単なのでぜひトライしてみてください^^
「木裏」を上にして床板の耐久性UP
「木裏」とは年輪の中心側の面で、反対側を「木表」と言います。
木裏を上にするとヒビ割れを抑えられるのです!
中心が膨らむように反るので、水はけも良くなりますよ^^
水の侵入は劣化を早めますので、木裏を上面にしておきましょう!
なが~く使える特長4つ
作って気づいた4つの特長をご紹介!
自由度を高めたポイント
- メンテナンスしやすい安価な材料
- 意外と頑丈な2x4ウッドデッキ
- 土台にやさしいネダ受け金具
- 持ち運ぶだけで配置換え可能
メンテナンスしやすい安価な材料
1番の特徴は「メンテナンスのしやすさ」だと思います。
2x4材・ネジ・コンクリートブロックはどれもホームセンターで安く手に入る材料。
これなら壊れても1個単位で新調できますね^^
ネダ受け金具はお店で見かけませんが、ネット購入の送料に影響が少ないサイズなのでありがたいです♪
意外と頑丈な2x4ウッドデッキ
強度の目安になるのが「床板厚さ:根太間隔」の関係!
ウッドデッキ業界では一般的に次の条件を使っているようです。
一般的な根太間隔
・板厚20mm:根太間隔500~600mm
・板厚30mm:根太間隔800~900mm
今回は板厚38mm・根太間隔600mmと頑丈な設定なので安心してください^^
根太(ネダ)とは床板を支える木材のことです。
土台にやさしいネダ受け金具
土台と基礎の接触面はネダ受け金具だけ!
そのため濡れても乾きやすく木が腐るのを防いでくれます!
使用環境にもよりますが、メンテナンスをしなくとも10年は使えると考えています^^
持ち運ぶだけで配置換え可能!
「設置場所の変更が簡単にできる」という特長もあります♪
これも高さ調整できるネダ受け金具の成せる技!
複数ある場合は置き方を工夫して楽しめそうですね^^
数年に1回、気分転換で配置換えをしてみるのはいかがでしょうか♪
お庭に憩いのウッドデッキはいかが?
2x4材で作る広い庭向きウッドデッキを紹介してきました!
手順の流れ
※印は地面がコンクリートの場合、省略できる作業可能!
「塗装・ネジ締め」でできるので、DIY初心者でも大丈夫!
ウッドデッキでお庭を憩いのスペースにしてみてはどうでしょうか♪
安くて高さ調整できる金具
※↑ボタンを押すと一覧表示されます。