安価で入手しやすいSPF材…
とお悩みの方へ!
この記事では「塗装なし+防腐塗料4種」のSPF材を室内外で放置した様子を紹介しています。
SPF材を使う時の参考にしてみてください♪
2020年10月より実験開始!
気長に更新していきますね^^
腐りやすく虫にも弱いSPF材
一般的に「腐りやすく、虫に弱い!」と言われるSPF材。
塗装もせず屋外放置すると、2~3年でこの有様!
同じ条件では耐久性に優れたヒノキでさえ腐っていきます…
そこで使用環境・塗装による実際の耐久性が知りたくなり、検証してみることにしました^^
安い木材は同じ耐久性らしい!
木材の耐久性は価格に比例すると言われています。安価なSPF材・ホワイトウッド・杉の耐久性は同程度と考えておく方が無難ですね^^;
SPF材の耐久性実験に挑戦
SPF材の実験内容はこちらです!
3つの実験環境
<環境A> 室内保管 |
<環境B> ベランダウッドデッキ |
<環境C> 野ざらし放置 |
5つの試験材
<SPF材①> 未塗装 |
<SPF材②> 水性クレオトップ (吉田製油所) |
<SPF材③> 水性木部保護塗料 (カンペハピオ) |
<SPF材④> 水性キシラデコール エクステリア (大阪ガスケミカル) |
<SPF材⑤> 油性ウッドガード (アサヒペン) |
※塗料はすべて2回塗りしています。
環境A:室内保管
環境Aは「室内ならSPF材は変化しない!」という通説を確かめるための実験です!
おそらく何年か経って色が少し変わる程度でしょう^^
環境B・環境Cの初期見本としても使えるので試すことにしました♪
写真比較ですが、予想通り全く変化なしです^^
環境B:ベランダウッドデッキ
環境Bではベランダに作ったウッドデッキを観察していきます。
虫が少ない屋外使用の参考になると思います♪
こちらが半年~1年後の様子です。
ひび割れや色あせがありますが、使用上の問題はまったくありません^^
環境C:野ざらし放置
環境Cは野山のウッドデッキを想定した実験です。
雨風・紫外線・虫ありの過酷な環境!
メンテナンス時期の目安になると考えます♪
こちらが半年~1年後の様子です。
環境B同様にSPF材①~⑤すべての断面にヒビが発生しました。
その中でも未塗装SPF材①の劣化が早い!
屋外で使うなら塗装は欠かせないことが分かります^^
SPF材の屋外使用の参考に!
安くて入手しやすいSPF材!
屋外で使いたいけれども「耐久性がないぞ!」と言われると不安になるもの…
この実験が不安をやわらげる情報になると嬉しいです^^
最後に実験環境・使用塗料ごとの状態を一覧表にまとめておきますね♪
変化状況 | <環境A> 室内保管 |
<環境B> ベランダウッドデッキ |
<環境C> 野ざらし放置 |
<SPF材①> 未塗装 |
変化なし | 2週間~:日焼け 3ヶ月~:断面にヒビ |
3ヶ月~:断面にヒビ・日焼け |
<SPF材②> 水性クレオトップ (吉田製油所) |
変化なし | 3ヶ月~:断面にヒビ | 3ヶ月:断面にヒビ |
<SPF材③> 水性木部保護塗料 (カンペハピオ) |
変化なし | 3ヶ月~:断面にヒビ | 3ヶ月~:断面にヒビ |
<SPF材④> 水性キシラデコール エクステリア (大阪ガスケミカル) |
変化なし | 3ヶ月~:断面にヒビ | 3ヶ月~:断面にヒビ |
<SPF材⑤> 油性ウッドガード (アサヒペン) |
変化なし | 3ヶ月~:断面にヒビ | 3ヶ月~:断面にヒビ |
※塗料はすべて2回塗りしています。
※次回の更新は2022年10月予定
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環境Bのウッドデッキに興味がある方は、こちらをご覧ください^^
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